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戦国末期の忍びの戦いを描いたアクション・アドベンチャーゲーム『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』 (株式会社フロム・ソフトウェア)の初映像化プロジェクトとして、全編手描きの2Dアニメーション『SEKIRO: NO DEFEAT』の制作が決定。 本作の制作スタジオはQzil.la株式会社となり、製作とプロデュースを株式会社KADOKAWAとアーチ株式会社がそれぞれ担当する。 キャラクターの切なくも美しい生きざま、刀と刀がぶつかり合うスリリングな剣戟アクション、そして血なまぐさい戦国と日本古来の美しさが混在する独特の世界観を、全編手描きにこだわった2Dアニメーションで表現いたします。 メインスタッフとして、監督に沓名健一、脚本に佐藤卓哉(『あさがおと加瀬さん』)、キャラクターデザインに岸田隆宏(『ハイキュー!!』)が参加し、メインキャストは『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』から引き続き浪川大輔(狼役)、佐藤みゆ希(九郎役)、津田健次郎(葦名弦一郎役)が演じる。 キャラクターデザイン・岸田隆宏による描き下ろしのティザービジュアルが初解禁となり、作中の先行場面カットも同時に公開された。

Staff & Cast


圧倒的に美しい『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』をアニメ化するにあたり、自身の持てる限りの「美しい」をかき集めて本作の制作に臨んでおります。 ゲームファンの皆様にも、アニメで初めて『SEKIRO』の世界にふれる皆様にも、観たら必ずなにか持って帰っていただけるような作品に仕上がってきています。楽しみにお待ちください。

<沓名健一 プロフィール> 1983年、愛知県生まれ。名古屋学芸大学メディア造形学部映像メディア学科卒業。 10代よりアニメーションをウェブ上で公開、それが業界人の目にとまり大学在学中からテレビアニメに原画として参加。卒業後フリーランスのアニメーターとして、原画、作画監督、キャラクターデザイナーとして活躍。デジタル作画の先駆者としてアニメーション業界では知られている。 近年の代表作に、『ぶらどらぶ』(2021)、『火狩りの王』『魔法少女マジカルデストロイヤーズ』(いずれも2023)のOPアニメーション、絵コンテ、演出、作画監督など。

美しさと激しさを併せ持つ原作の魅力を、アニメーションとして表現することは大きな覚悟を必要とする挑戦となりました。 今回その挑戦に賛同いただいた素晴らしいクリエイター陣と共に、アニメーションだからこそ表現できる映像美の追求に日々試行錯誤しています。 原作ファンの皆様をはじめ、アニメで初めて作品に触れる方にも深く心に残る作品となるよう誠心誠意制作に努めてまいります。

(Qzil.la株式会社代表取締役 福留俊)

<Qzil.laについて> Qzil.laは既成概念にとらわれず、最新のテクノロジーと創造力を掛け合わせ、エンターテイメントの未来を拓くコンテンツスタジオです。 独自の感性と日本のアニメーションのクオリティの高さを活かして、世界へ広がるカルチャーを共創していきます。

https://qzil.la

プロデューサーとして本作品を企画するにあたり「孤独な主従の物語」をいかにアニメにするべきかスタッフと協議しました。 主従二人でありながら孤独。現代を生きる我々にも深く関わるテーマを与えられたと考えています。 また、本作を機に沓名監督がクリエイター集団・スタジオベタを立ち上げ、ARCHも経営参画しています。 原作を創作されたフロム・ソフトウェア様、国内展開を統括するKADOKAWA様、海外展開を統括するCrunchyroll様はじめ多くの方のおかげでこの作品をお届けできることを嬉しく思います。

(アーチ株式会社代表取締役社長 鈴木哲史)

<ARCHについて> ARCHはアニメーション作品のプロデュース会社です。 スタンダードなテレビアニメ、劇場アニメのプロデュースに加え、国際共同制作やアニメスタジオの設立に複数の実績をもち、世界のアニメ産業に新たな選択肢を提供することを使命としています。

https://www.archinc.jp/